あなたのおっしゃる世界ってどこのことですか

世界といってもたくさんあります

まずことわっておきたいことは、世界といっても「あまりにたくさんある」ということです。

あなたの世界ってそこだけですか、と思われかねないため、アメリカやヨーロッパといった先進国と比較してみたいと思います。
なぜならば、日本も先進国であり、明治維新以降、共通して脱亜入欧をスローガンに、意識するしないに関わらずお手本にしがちなところがあると感じているからです。

「求人倍率」から比較してみると日本はアメリカやヨーロッパと比べると恵まれていると言えます。
さらにありがたいことに、日本人の多くはまだまだ満足してはいませんが、景気回復傾向は正規雇用率上昇を見ても明らかである点です。
「失業率」ではどうでしょう。
こちらも日本は先進国中でかなり低い数字を出しています。
一見数字上で近い関係にある国であっても、数字の「集め方」に工夫がなされている場合もあり、日本は比較的まだ失業しにくい国であるとも言えるのです。

日本の起業状況の特徴とは

長い長い不景気のなかですっかり雇用状況も悪化していった日本ですが、先進国の中ではまだまだマシといえるレベルのようです。
しかし、日本の社会には他の先進国と比較して、劣っている点もあります、それは起業する数がとても低い点です。

この特徴はどのようにとらえたら良いのでしょう。

人によっては「雇用が安定しているため」の結果だととらえるでしょう、他の先進国は雇用状況が悪いために自分でビジネスをするしかないのだ、と。

また、日本のチャレンジに対する「しにくさ」や失敗することに対するリスクの「大きさ」を指摘する方もいらっしゃいます。
起業に対するハードルの高さは法律上でも、また日本社会にいまだただよう「空気」のようなものからもまた高い部類に入るのかもしれません。

良いことも悪いことも総合して、日本の雇用の特徴を一言で表せば「安定」といえるのです。